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Rihwa
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《Special Contents》Rihwa【Walk with Rihwa】


 カナダ留学を経て地元・北海道で音楽活動をスタートさせたシンガーソングライター・RIhwa。昨年12月には待望の2ndアルバム『private #2』がリリースされ、ライブ活動を中心に活躍の場を広げている。そののびやかで力強く響き渡る歌声と、眩しいほどの純粋さや素直さは、出会う者の心を惹き付けてやまない。恵まれた天授や環境に甘んずることなく、まっすぐに見据えた目標へ向かって、彼女は果敢に挑戦を続ける。様々な出会いと成長を繰り返し磨かれる原石は、今、輝きを放ち始める。



















インタビュー(July,2010)
Rihwa

>今回はリファさんの素顔や本音が知りたくて、“プライベート”でよくされているウォーキングへ御一緒させていただきましたが、ウォーキングはよくされているんですか?
 毎日、歩いていますね。時間帯とかは特に決めていないんですけど、できれば朝起きてまずウォーキングをしたいです。大体1時間くらいを目標にして歩いています。この辺りは良い空気を吸えるのと、季節を肌で感じられるのが良いですね。特に自然が多い場所を選んで歩いているので、微妙な変化が感じられやすいです。

>いつも決められたコースではなく、その時々で気になった道を歩いていらっしゃるんですか?
 そうですね。迷いながらも帰る方向はなんとなくわかるので(笑)、その時の気分であまり考えず感覚を頼りに歩いています。

>プライベートでの休日はどのように過ごされていますか?
 休日はプランを立てずに、自由に過ごしています。気ままに育ってきたせいなのかもしれないですけど、決めて動くのが苦手なんです。人と一緒だとちゃんと待ち合わせとかもして動くんですけど、時間配分を間違えてしまうことが多いんですよね。最近、待ち合わせまで歩いていくようにしているんですけど、ようやく1時間くらい見ておいた方が良いことに気づきました。40分だと結局、最後の方は走ることになるんですよね(笑)。東京と北海道を行き来しているので、なかなか会えない友達とたまに会ったりとかもしていますけど、基本は大体ひとりで行動しています。買い物もひとりが好きで、店員さんにいろいろ聞きまくるんですよ。自分に似合っているかどうかもそうなんですけど、「こういう洋服を持っているんですけどどうですか?」とか、「ジップはどのくらいまで閉めた方が良いんですか?」とか、「フードは出した方が良いですか?」とか、すごく細かいことまで聞いて、店員さんから自分では気がつけない情報や正直な感想を聞きたいんです。自分では似合わないと思い込んでいた色や形の物を勧めてくれることがあるので、気がついたことは何でも聞くようにしています。

>12月に2作目となるマキシシングル『private #2』をリリースされましたが、タイトルの由来について聞かせてください。
 前作から続いている“privateシリーズ”は、自分の部屋で曲を作ったりしているのと、全て自分で作った作品なので自分自身が詰まっているという意味合いが込められています。

>御自身で作詞作曲もされていますが、曲はどのようにして浮かんでくるのでしょう?
 わたしは集中しないと曲を作れないので、部屋に籠ってギターを適当に弾きながら、メロディーができてから歌詞をつけていくことが圧倒的に多いですね。「お、いいじゃん!」と思ったらそのまま録っておいて、そこからどんどん広げていきます。いろんな曲調の曲を作るんですけど、いろいろ弾いてみたり、弾き方を変えているうち、その時の自分にしっくりくる感覚があるんですよ。ジャカジャカ、イエーイ!みたいな気分の時は、そのままのノリを生かして作ったり。逆に、今これを歌いたくない気分になると、暗いコードやアルペジオを弾いたりして、その時の気分に合った暗い曲を作ったりします。特にテーマとかは決めず、臨機応変にやっていますね。

>シリーズとなっている『private』はどのようなコンセプトでまとめられていますか?
 『private #1』はアコースティックな感じで、それこそプライベートな感じでまとめています。今作の『private #2』はがっちりバンドバージョンで、リファの成長も見て欲しかったのと、今後のライブもバンドで演奏できたら良いなという想いもありました。1曲目に収録されている「Right Now」という曲はつい最近できた曲で、スタッフさんとも「この曲はバンドでがっちり作り込みたいね」という話になったんです。わたしは持ち曲が120曲くらいあって、その中からどれを入れるかはまだ決まっていなかったので、並行して新曲も作っていたんですけど、「Right Now」はすごく良いタイミングで出来た曲です。

>留学経験を生かされた英語が流暢ですね。英語と日本語で書き分けられている歌詞も特徴的です。
 セリフぽい詞とかは英語でさらっと言った方が良かったり、あとは英語でしか表現できないような言い方があって、日本語にするとなんとなく違うと感じる場合は無理しないで英語にします。わたしはまずはメロディーを作る時に適当な英語を歌いながら当てはめていくことが多くて、最初は「Right Now」も日本語をはめようと考えていたんですけど、試してみると全然うまくはまらなくて、英語の方が格好良かったので英語詞を付けました。そのメロディーにとって一番良いものを作りたいんですよね。

>作品作りでこだわられていることはありますか?
 絶対に自分が気に入ることですね。まわりの意見も聞かせてもらいますが、「誰になんと言われてもこの曲が絶対に好き!」と自信を持って言えるように…最終的にはそこへ辿り着かなければ完成とは言えません。いつも曲が出来ると録音して何度も聴き直すんですけど、聴いていて違和感があるとすぐに直します。自分の中で心地いいと感じられた時がその曲の完成です。

>ライブを拝見していると、すごく楽しそうにいきいきとされている表情が印象的でした。
 ライブは大好きです!音楽を始めたきっかけが、人前で歌ったライブがきっかけなんですよね。小さい頃から歌うのは好きでしたけど、全然歌手になりたいとは思っていなかったし、ライブも中学3年まで行ったことが無くて、札幌にライブハウスがあったことさえ知らなかったくらいでした。それがカナダへ留学した時に、クラス主催のイベントに出てみないかと先生からたまたま勧められて、昔から目立つのは嫌いではなかったので出させてもらったんです。最初はただの思い出作りみたいな感じで参加したんですけど、そんなに緊張をすることもなくて、とにかく楽しかったんですよね。会場に拍手と歓声が沸き上がって、日本のノリとは全く違うんですよ。それから何度か出させてもらっているうちに、すっかり音楽の楽しさに目覚めてしまっていました。単純に歌というより、人前で歌うことにわたしは魅力を感じています。歌えば歌うほど、作れば作るほど、人前で表現すれば表現するほどどんどん好きになっていて…やっぱり歌うことが好きですね!わたしは常にパフォーマーでありたくて、表現している時の自分が一番輝いていられるので、その気持ちはいつも大事にしています。

>作品やライブを通じて届けたいこととはなんでしょう?
 毎回そのライブに合うようにその都度で考えています。ライブのMCも苦手で、いつも冷や冷やしているんですけど、自分の思っていることを人前で話す機会なんて普通に生活していたらありませんよね。だから、「テーマと自分にはどんな関係があるだろう…」「今の自分には何を言えるだろう…」とライブの度に考えています。わたしが歌うことで直接幸せになる人はいないかもしれませんけど、それによって何かを感じてくれて、何か行動を起こしてもらえるかもしれませんよね。結局のところ行動するのは本人で、わたしができることはすごく小さなことなんですけど、何かをしてあげるというより、自分が一生懸命表現することで行動を起こしてもらえるきっかけとしてつながっていくと良いなと思います。

>自分自身と正面から向き合いながら自己表現を追求されています。
 音楽ではなくても、きっとそういうことはしていたと思います。わたしはわたしだから、無理矢理考えを変えたりとか無かったことにしたりするのは間違っているし、環境に慣れるために今あるものを捨てなくとも、そのままで良いと思っています。変えた方がうまくいくこともたくさんありますけど、変えないのが自分なので、その時に感じたことや思っていることをそのまま曲にしています。わたしだけでなく誰もがみんな、正直でいることは難しいですよね。相手のことを考えたり、気を使ったりするのも大事ですけど、自分自身に正直に生きていきたいです。社会では当たり前のことなのかもしれませんけど、受験や就職だったり、将来が決まっていないと焦らされますよね。わたしは人生はすごく長くて、できることも時間もたくさんあると思うんです。だから全然焦らなくても良いし、わからなかったらわからないのが素直な気持ちだし、無理に答えを出す必要が無いと思っています。わたしは幸運にも自由にやらせてもらえる環境に恵まれて、応援してくれる人がまわりにいてくれたんですけど、わたしも同じように選択肢はたくさんあるということを伝えていきたいです。

>積極的に行動へ踏み出されるのはとても大きなことだと思います。
 カナダへ留学したのが最初かもしれないですね。中学3年の時、わたしには何もしたいことがなかったんです。夢とか目標が全然見つけられなくて、将来何を目指せばいいんだろう…とはずっと悩んでいました。ただ地味なのは嫌だと思っていましたけど(笑)。毎日ため息をついていたくないなという気持ちはすごくありました。適当な学校を選んで親に大金を使わせてしまうのなら、もっと意味のあることに使わせてもらいたかったし、それが見つけるまで高校へ行かないつもりだったんですよね。そうしたら父も留学経験もあったので、留学という選択肢もあると勧めてくれたのがぴんときて、将来的に役に立ちそうな英語を身につけるという目標を見つけられたんです。

>カナダ留学を決心されたことは大きな転機でした。
 英語を学んでいなかったら歌っていないかもしれないですね。今も感覚は大事にしながら自由に行動しています。思い付いたらすぐ電話みたいな(笑)。あとは意識して声にも出すようにしています。言葉にしてからどう実現していくか考えて、まず第一声、第一歩を出すみたいな。

>地元である北海道に対してはどのように感じられていますか?
 大好きです!家族もいるし、故郷は大事にしていきたいですね。カナダへ残って音楽活動をする話もあったんですけど、帰ってきた理由は北海道がすごく好きだし、まずは地元から始めてみたいと思ったからです。ほっとするし、心が広くなれるんですよね。空が高かったり、樹が大きかったりするのを見ると、自分はなんて小さいんだろうと気がつくんです。自分が小さいと思えると、逆に強気になれるんですよ。

>目標をしっかりと見据えられているようですが、将来的なヴィジョンについて聞かせてください。
 登り詰めたいですね(笑)。まずは日本一を目指します!日本一になれたら、今度は世界一!国もたくさんありますけど、国のトップに立てたら目立ちますよね。そこからが勝負です。言った者勝ちですから(笑)。


pilot_private#2
『private #2』
QUINTE-002/¥500(tax in)


Rihwa
小さな頃から歌ったり踊ったりすることが大好きで、いつでもどこ でも楽しくはしゃぎまわっていた。中学を卒業後すぐに、カナダのオンタリオ州にあるベルビルという小さな町の高校へ入学し、3年間を過ごす。留学中にステージに立つ機会を得て人前で歌う事に魅了され、オリジナル楽曲を制作しライブ活動をスタートさせる。高校を卒業後日本に帰国し、現在札幌を中心にシンガーソングライターとしてギターを片手に音楽活動中。
ウェブサイト http://www.geocities.jp/rihwa_89/



photograph Kei Furuse(studio k2)
December,2010



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