日程 2011年4月22日(金)・23日(土)・24日(日)
会場 『Sound Lab mole』(北海道札幌市中央区南3条西2丁目 ニコービル-B1F 狸小路2丁目内)
時間
<22日>開場 18:30〜/開演 19:00〜
<23日>開場 18:00〜/開演 18:30〜
<24日>開場 16:00〜/開演 16:30〜
料金 前売 ¥2,500 / 当日 ¥2,800(ドリンク代別途)
チケット ローソンチケット( Lコード 15670) / チケットぴあ(Pコード 135-176)
出演
<22日>Riddim Saunter / indigo jam unit / 沼澤尚&辻コースケ
<23日>UNCHAIN / group_inou / シュリスペイロフ / ovall / 竹本健一
<24日>七尾旅人 / やけのはら / ドリアン / cro-magnon / enie meenie / TOQUIO LEQUIO TEQUNOS
お問い合わせ 『TOWER RECORDS 札幌PIVOT店』(電話 011-241-3851) / 『TOWER RECORDSアリオ札幌店』(電話 011-743-9161) / 『HMV 札幌ステラプレイス店』(電話 011-219-5005)
ウェブサイト http://www.otofes-sapporo.com
タワレコとHMVが手を組む、まさかのコラボ・イべント『OTO FES. ~黄桃祭~』が開催!
街のCDショップの代表格であり、良きライバルでもある『タワーレコード 札幌ピヴォ店』と『HMV 札幌ステラプレイス店』の両社が手を組み、新たにスタートされるコラボ・イべント『OTO FES. ~黄桃祭~』。「北海道の音楽シーンを盛り上げたい気持ちは同じ」との想いから、前例のない垣根を越えた開催が実現。記念すべき第一回には、独自の音楽性で根強い支持を集める、個性豊かな顔ぶれが道内外から集結。4月22日(金)・23日(土)・24日(日)の3日間に渡り、『サウンド・ラボ・モール』で熱いパフォーマンスが繰り広げられる。「若者にこそCDを試聴する感覚で気軽に足を運んで欲しい」と、徹底的にコストを抑え、料金も2千円台に据え置いた。最注目のアーティスト達が共演する二度とない機会、生のライブでのみ得られる醍醐味は、大きな糧として後に残るはず。また、売り上げの一部は東北地方太平洋沖地震の義援金として寄付される。
インタビュー(April,2011)
佐藤 洋介 / 『HMV 札幌ステラプレイス店』スタッフ
西崎 雅代 / 『TOWER RECORDS 札幌PIVOT店』スタッフ
>いよいよ開催が迫ってきました!まずは『OTO FES. ~黄桃祭~』を立ち上げられた経緯から聞かせてください。
>ライバル会社同士が手を組むというのは、今まで前例がないと思います。
佐藤:「僕らとしては、他にも参加していただける会社さんや人がいれば大歓迎でしたし、活動がどんどん広がっていけると良いなと考えていました。地元のイベント会社さんにも御理解をいただいて、何かと相談にのっていただいたり、ブッキングでの御協力もいただけて、とてもありがたかったです。」
>いつ頃から話を進められてきたのですか?
佐藤:「大枠はざっくりと決まっていったんですけど、いざ進めてみるとブッキングがうまくいかなかったり、予算の調整が難しかったり…問題が山積みでしたね。」
>通常の業務をこなしながら準備を進められるというのは、本当に大変な労力だと思います。特にこだわられたのはどういうところでしたか?
>インディーズを中心とされたアーティストのラインナップも個性的です。
佐藤:「ブッキングに関してはお互い揉めるようなことは一度もありませんでしたね。」
>ジャンルも様々で幅広いですね。
佐藤:「その中でも、なんとなく合いそうなものは選んでいた気がします。結果として、うまくまとまった感じはありますね。これだけの面子が揃うイベントは東京でもなかなか実現できないと思いますし、音楽好きが来てくれたら必ず満足していただけます。」
西崎:「このイベントでしか観られないセッションも予定していますので期待していてください。」
>『OTO FES. ~黄桃祭~』の見どころについて聞かせてください。
西崎:「知らない人にこそライブを観ていただいて、アーティストを知っていただきたいんですよね。ひとりでも多くの方に観ていただきたいと、チケット料金も限界まで抑えています。「『OTO FES. ~黄桃祭~』であのアーティストが好きになった」という方がいてくれたら嬉しいですし、頑張ってきた甲斐があります。中には対バンやギャラを気にされたりという方もいて、どう頑張ってもその部分でお応えすることはできず、残念ながら今回は断念せざる得ない方もいらっしゃいました。だからこそ、わたし達の想いに共感していただけた出演アーティストのみなさんにはとても感謝しています。」
>最近はイベント自体が少なくなったようにも見受けられます。
>インターネットが普及したとは言え、生ライブの魅力は別物。北海道でインディーズを観られる機会は少ないですし、貴重です。
text Pilot Publishing
April,2011
西崎:「もう数年前になりますが、自社で開催していたイベントを手伝っていたこともあって、「地元やインディーズを盛り上げるイベントを復活させたい」という想いをずっと抱えてました。現在の店長も理解がある方なので、いろんな方に相談をさせていただく中で、佐藤さんはそのひとりだったんです。そのうちに「だったら一緒にやってみよう!」と意気投合して進んでいきました。」
佐藤:「それから、まずはお互いの店長を引き合わせたんです。そしたら、僕らの心配をよそに、意外なくらいあっさり決まってしまって…(笑)。もしかすると、今まで間を取り持つ人や機会が無かっただけなのかもしれませんね。あとは、大手のライバル会社さんが都心部へ進出してきたというのも、ふたりに火を付けた感じでした…(笑)。店長も外へ対して発信していきたいと積極的で、すごく後押しをしてくれてやりやすかったです。「お互いが手を組むからには面白いイベントにしたい」、「CDショップだからこそできることをやりたい」という気持ちはありました。」