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Shop 北海道各地の街に息づく魅力あふれるショップを紹介


セレクト『vendor sapporo』(札幌市)【閉店】


住所:北海道札幌市中央区南3条西1丁目10-1F
営業時間:12:00〜20:00
定休日:木曜日
電話:011-206-0135
ウェブサイト:http://vendor.co.jp



独自のフィルターを透したライフスタイルを発信
ショップとしての提案を行うコミュニケーションの場



昨年9月、国内3店舗目となる直営店としてオープンした『vendor sapporo』。ファッションを中心に、音楽やカルチャーなどライフスタイル全般を網羅し、独自のフィルターを透したセレクトアイテムは、ここ札幌でも確実に支持を増やし続けている。「“WE FIND, WE SELECT, WE BUY, WE SELL TO LIVE FOR FUN.”をコンセプトに、【nonnative】、【hobo】、オリジナルレーベルである【vendor Things】をはじめとして、洋服に限らず、世界各国で巡りあった雑貨やガジェット、そしてインスピレーションソースとなった音楽や本まで、ライフスタイルを豊かにしてくれるアイテムを幅広く取り揃えている。『vendor』は、旅商人の雑然で活気のある露店のように、ジャンルにとらわれず、 驚きと発見のあるアイテムを独自の視点で提案するセレクトショップです。ファッションを洋服といった狭義の意味に限定することなくカルチャーとしてとらえ、“WE LIVE FOR FUN.”をメインコンセプトに、オルタナティブな価値観を発信しています。 」と札幌店スタッフの亀田恭平氏は話す。

木材と鉄材を基調とした落ち着いた雰囲気の店内には、洋服をはじめ、本やCD、陶器や植物までが幅広く取り揃えられ、独自のコンセプチュアルな世界観を創り出している。また、動植物の標本やアンティークが随所に飾られているなど、細部に至るまでそのこだわりや遊び心が感じられる。「ベースとなる内装コンセプトは、本店である中目黒、また2店舗目の名古屋と同じで、あたたかみのある木材を使った部分と、什器などに見られる鉄とのコンビネーションが魅力です。また、どの店舗も天井が高く、解放感があります。外観、内装においても単に洋服屋という概念にとらわれず、旅先の露店のような良い意味での雑多感を意識しています。その中で、自分に合うものをお客様自身に選んでいただける楽しみのあるショップです。」

ここは、ただ商品を販売するだけの場ではない。空間が世界観を表現し、スタッフが接客を行い、ショップとしての提案を行うコミュニケーションの場であり、インターネットでは得られない、リアルなショップの存在意義を明確に示している。「ただ単にアイテム一点を販売するだけではなく、スタイル提案、コーディネートまでをひとつの提案と考えています。お客様がお持ちのアイテムを把握し、その中で『vendor』らしいスタイリングを丁寧に説明しています。定番ものをしっかりと理解しつつ、旬なアイテムを取り入れる着こなしがベースとなります。特に意識しているのはシルエットやサイズ感です。メインブランドの【nonnative】では、特にボトムスのシルエットを認知していただくことで、豊かなバリエーションが好評いただいています。」




April,2013


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