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動物園『釧路市動物園』(釧路市)


住所 北海道釧路市阿寒町ニニシベツ11番
営業時間 <2006年度>4月10日〜体育の日 9:30〜16:30(入園は16:00まで) / 体育の日の翌日〜4月9日 10:00〜15:30(入園は15:00まで)
定休日 12月24日〜1月5日
電話 0154-56-2121 / テレフォンサービス 0154-56-2525(24時間)
料金 一般¥500(¥400) / 年間パスポート¥800
※( )内は前売及び15名以上の団体料金 ※中学生以下は無料
ウェブサイト http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/zoo

1975年に開園した、国内最東端の動物園。開園当時は国内最大の面積を誇った。1995年に世界で初めて天然記念物シマフクロウの飼育下での繁殖に成功しており、国内唯一の「シマフクロウ保護育成センター」となっている。

ツヨシ
誕生日 2003年12月11日 / 出身地 『円山動物園』 / 性別 ♂ / 体長 約170cm / 体重 約150kg
『円山動物園』の「デナリ」と「ララ」の仔。2006年1月22日に円山動物園から「クルミ」のお婿さん候補として生後約13ヶ月で来園。まだ性成熟に達していないため、繁殖を行うにはあと3〜4年はかかりそう。やんちゃ盛りのやんちゃ坊主で、気性が荒くきかない性格。午前中は広い運動場に出てプールや砂場で思いっきり遊び、午後からは「コロ」と娘の「クルミ」と交代して、隣の展示場へと移動し、所狭しと活発に動き回っている。

クルミ
誕生日 1996年12月26日 / 出身地 『釧路動物園』 / 性別 ♀ / 体長 約2m / 体重 約180kg
「コロ」と「タロ」の娘。おもちゃがお気に入り。サッカーが大好きで、浮き玉を転がして遊んでいるが、よく壊してしまうそう。動きが活発だが、最近はだんだんと落ち着き、最近はプールのフチに寝そべって過ごしていることも。生きた魚を取るのが得意。

コロ
誕生日 1974年11月 / 性別 ♀ / 体長 約2m / 体重 約200kg
1975年6月25日に、生後7ヶ月でオスの「タロ」(〜1999)とともに来園、以後開園時から30年をこの動物園で暮らす。2頭の相性はとてもよく、たくさんの仔が生まれた。現在はすでに高齢のため、動きはゆっくりで、おなかも少したるみ気味。日中は主に砂場の気に入ったところでのんびりと過ごしている。野菜が大好き。






インタビュー(June,2006)
久保埜 廣行 / 『釧路動物園』飼育員

>ホッキョクグマを飼育される上で特に気を使われていることは何ですか?

オスは寿命が短いので特に気を使っています。日本の統計をとると、僕の知っている範囲では、オスは少し短命なんです。メスは比較的うまく育ってくれるのですが、オスは育てるのがすごく難しいんですよね。食事にも気を使っていて、もちろん肉は与えるのですが、サツマイモが大好きなので繊維質の多いものとか、鉄分の多い小松菜など、野菜も多くとらせるようにしてます。他園ではあまり与えていないと思うのですが、当園ではとにかく野菜が大好きなんですよ。

>やはり肉食のイメージが強いので意外です。
雑食なので野菜を食べてもおかしくはないのですが、慣れだと思うんですよね。小さい頃から与えていると食べてくれるんじゃないかなと思います。ツヨシは札幌でもリンゴとかニンジンくらいは食べていたかもしれませんが、サツマイモまでは食べていなかったはずなんですよ。当園へ来てからは野菜もバリバリ食べていますし、何でも食べていますね。アラスカの方でも人里に降りて来てゴミをあさって食べるのが問題になっていますから、やはり雑食なんでしょうね。餌に関しては、ツヨシは育ち盛りでまだ体ができていないということで、子牛の骨付き肉を中心にやっています。柔らかい骨であればほとんど残らないですね。常に様子を見ながら餌の分量は判断しています。

>地球温暖化による環境問題についてどのように考えられていますか?
ホッキョクグマがレッドリストに指定されたというのをTVや新聞などで知ったのですが、環境の悪化で生態系が暮らす環境が変化してきているというのは、僕もすごく気にしています。このままでいってしまうと、自然の餌をとるよりも、人里に降りて来てゴミをあさったり、人間の餌を食べるようになってしまうのではないかと心配しています。日本のヒグマがそういう類いになってしまいましたよね。親の体調が整わないと絶対に繁殖に影響してしまいますので、栄養がとれない場合など、これ以上環境が悪くなれば、数はもっともっと減ってしまうはずです。

>野生の動物を連れてくるのはやはり難しいのでしょうか?
もう無理だと思います。特にアラスカ系は難しいですね。入れるとしたら今はロシア系が主です。だから国内で繁殖をするしかないと思います。今一番状態が良いのが『円山動物園』で、デラとララが2年連続成功していますので、今後どれくらい繁殖できるかとても期待しています。

>ホッキョクグマの見どころを教えてください。
壁にへばりついたり、浮き玉で遊んだり、元気に遊ぶツヨシの仕草がとてもかわいらしいんですよ。親元を離れて当園へ来た時には、やっぱり精神的なダメージがかなりあったんでしょうね…、体の震えが止まらなくなっちゃったんです。それは神経症状だったと思うんですけれども。それが2週間から半月ほど続いて心配したのですが、今ではすごく元気になってくれました。ぜひその姿を見にいらしていただきたいですね。


text Pilot Publishing / photograph Kei Furuse(studio k2)
June,2006





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