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Guest 北海道を訪れた今を輝くゲストのスペシャルインタビュー

斉藤 和義
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斉藤 和義


北海道の夏、到来!『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO』へ、5年ぶりとなる斉藤和義の出演決定!

北海道の短い夏の訪れと共に、日本全国から熱狂的なオーディエンスが集う、野外フェスの代表格『ライジング サン ロック フェスティバル』が今年も開催!10年というひとつの通過点を経て、昨年新たなスタートを切った日本初のオールナイト野外ロックフェスティバルに、5年ぶり4度目となる“孤高の歌うたい”斉藤和義の出演が決定!石狩の広大な土地で朝日を迎える最高のロケーション、この場でしか体験できない至極の音楽とエンターテインメント。斉藤和義が感じている、『ライジング サン ロック フェスティバル』の魅力とは。





Interview(July,2010)

>『ライジング サン ロック フェスティバル』(以下 ライジング サン)へは2002年、2003年、2005年とこれまで3度御出演されていますが、まずは印象について聞かせてください。

やっぱり北海道ということで旅に出たという高揚感もあるし、開放感がどのフェスよりもあります。ライブも毎回楽しみにしているんですけど、バックステージにあるサロンでバーベキューを食べたり、お酒を飲んだりしながら、ミュージシャンともたくさん知り合えて、“社交場”みたいなイメージですね。大きなテントひとつで中が仕切られていないので、それぞれの席にいろんな知り合いがいて、こっちにおいでよ!みたいな感じで徐々に大所帯になっていって、いつのまにかみんなで一緒に飲んでいるみたいなことが多いです。各地のフェスでも知り合ったりはするんですけど、『ライジング サン』は開放感が一番あるので、そこで知り合った人達とはお付き合いが長く続いています。スカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)や田島(貴男)くんもそうですし、東京へ戻ってからも飲みに連れて行ってもらっています。

>これまでにも様々なフェスへ出演されていますが、野外フェスの魅力について聞かせてください。
普段のワンマンだと自分を観に来てくれているので安心感がありますけど、フェスだと自分のことを全く知らない人もたくさん観ているので、そういう人に聴いてもらえる良いチャンスだと思います。

>『RSRFES』で特に印象に強く残っている思い出はありますか?
2003年に出させてもらったんですけど、その年に体を壊してしまって休養をしていて、病み上がり一発目が『ライジング サン』での弾き語りだったんですよね。かなり久しぶりのライブで、しかもひとりで出て行ったので、…大丈夫かな?…まだやれるのかな?…お客さんは来てくれるのかな?とすごく不安だったんですけど、お客さんが会場いっぱいに集まって、すごく盛り上がってくれて、自分にとっても楽しくて充実したライブになりました。あの日のライブは未だによく覚えています。

>もしかすると人生の中でいくつかある大きな節目が『ライジング サン』のステージだったのかもしれませんね。
体を壊していた時期は、…もう音楽を辞めちゃってもいいかなというくらい気持ちが落ち込んでいたので、病み上がりの一発目で『ライジング サン』のステージへ上がった時は、あんなに緊張していた時は無いくらい緊張していました。いざ上がってみると、待ってました!みたいな空気でお客さんがあたたかく迎えてくれて、すごく嬉しかったですね。それでまたやれそうだという前向きな気持ちになれて、復活する良いきっかけになってくれたので、すごく感謝しています。自分自身の中で今までやってきたライブでも特に印象に残っているライブですね。

>2005年には大トリの大役を務められましたが、どのようなお気持ちでしたか?
責任重大という気持ちと、構わず気楽にいこうという気持ちと半々なんですけど(笑)。夜中に会場入りして、待機しているのが辛かったですね。ライブが終わってみんなもうできあがっているので、温度差がすごいんですよ。これからライブだから飲めないし、盛り上がっているサロンを横目にステージに上がっていくので、早く終わりたい!と思っていました。スカパラの加藤くんがお酒をキープしておいてくれて、ライブが終わってから残っていたみんなで飲んだんですけど、できればトリは遠慮させていただきたいです(笑)。今になって振り返ってみると、それも含めて良い思い出ですけどね。

>スケールの大きさもフェスの魅力のひとつだと思いますが、ステージ上からはどのような眺めなのでしょうか?
一緒に歌って盛り上がってくれている人も、続々とステージへ集まって来てくれている人もよく見えますよ。遠くで帰り支度を始めている人が見えると、ちょっと寂しいですけど(笑)。

>今年は5年ぶり4度目となる出演となりますが、どんなライブになりそうですか?
メンバーとしては、この夏フェスで初めて一緒に演奏するんですけど、バッファロードーターやザゼンボーイズでドラムを務めている松下敦くんに参加してもらいます。彼とは前々から機会があれば一緒にやろうと話していたんですけど、彼のドラムがすごく好きで、戦車のようなドラムをバックに歌うのが楽しみですね。

>では最後に、読者へメッセージをお願いします。
久しぶりに『ライジング サン』へ呼んでいただけて、ライブができるのを楽しみにしていますので、初めて観に来られる方も多いと思いますが、どうかあたたかい目で見守ってやってください。


斉藤 和義
1993年8月25日にシングル『僕の見たビートルズはTVの中』でデビュー。以降リリースされた『歩いて帰ろう』や『歌うたいのバラッド』は、現在でも様々なアーティスト、そしてファンに愛される楽曲となっている。自他共に認めるライブアーティストでもあり、ライブハウスから武道館まで、ときにバンドスタイル、ときに弾き語りでライブやイベントに参加してきた。2008年8月25日にデビュー15周年を迎え、翌2009年にはアルバム『月が昇れば』を引っ提げてのライブツアー2009>>2010“月が昇れば”全43公演を開催。大阪城ホールでの弾き語りライブも行った。新曲『ずっと好きだった』は“資生堂 IN & ON ”CMソングとしてオンエア。
website http://www.kazuyoshi-saito.com

『RISING SUN ROCK FESTIVAL 2010 in EZO』
2010年8月14日(土)18:30〜「SUN STAGE」出演



『RISING SUN ROCK FESTIVAL in EZO 2010』
schedule 2010年8月13日(金)開場 11:00/開演 15:00/終演 02:00 ※雨天決行
8月14日(土) 開演 12:30/終演 05:40(15日) 予定  ※雨天決行
place 石狩湾新港樽川ふ頭横野外特設ステージ
system 入場券(2日間通し券)¥18,000/14日入場券(枚数限定)¥12,500/FORESTテントサイト付入場券(4×6m)¥18,500/駐車場付キャンプサイト券(5×6m/車1台+テント)¥3,000/駐車券(車1台)¥2,000/バス券(片道)¥600

information 『WESS』(telephone 011-614-9999)
website HYPERLINK “http://rsr.wess.co.jp“(PC/モバイル共通)


text Pilot Publishing/photograph Ryouichi Kawajiri(kawajiri syashinkan)
July,2010



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